中国春蘭・一茎一花

2018年4月16日 (月)

植え替えしつつ、延長戦の予感

春蘭の花散策シーズンも落ち着いてきましたね。
祥字の植え替えをしました。今期、初めて祥字が咲いてくれてその花の虜になりました。来年はもっと良く咲いてもらって京都宋梅会に展示させてもらうことが目標です。
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フケ根なしでびっくり!でも、先端が黒く行き止まりになってしまった根が多く、手遅れになる前に(遅いには違いない!)開けられて良かったです。
今は消毒中です。
鉢は稲木先生の作。土筆窯です。宣伝、お世辞抜きで土筆窯の鉢は良く出来てくれます。
しかし増え過ぎてしまい、いよいよ宜興の大鉢に引っ越ししてもらおうか思案中です。。
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鉢の型に沿って根が広がり、中心が鳥かごみたいにぽっかり空いていました。
芽が潜りたい放題でこのままだと作りづらいので半分に割って、芽当たりを邪魔してしまう根は切りました。
みなさん植え替え順調ですか? 私みたいないい加減な管理はさておいて、みなさんの蘭を大切にしてあげてくださいね。



※この先はパロディかつフィクションです。
ユンナン世代に偏った内容ですので
関心のない方はスルーしてください。


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2018年3月21日 (水)

京都の中国春蘭展 〜蘭友との再会〜

0445 起床。
品川駅へ。
0627 のぞみ広島行きに乗車。
0838 京都駅ホームにて蘭花村そんちょと合流。
嵯峨野線に乗り換え。
0917 嵯峨野嵐山駅 下車。

駅前に迎えに来てくださった
蘭友、m's'ranさんと5年ぶりの再会。
以前ずっとひとりで散策していた私と、初めて一緒に山歩きをしてくれた方です。
m's'ranさんは闘病中です。
大きな大きな山を越え戻って来てくれました。
m's'ranさんの車で祇王寺へ。
京都宋梅会7年ぶりの中国春蘭展の会場に到着。
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2018年3月10日 (土)

いつもと違う春雪

古い蘭の写真が壊れかけのパソコンに入っていて、その画面を撮影したお粗末な画像で失礼します。
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台湾春蘭の素心・春雪です。

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荷花弁(蓮の花びらのような)の

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2018年2月13日 (火)

祥字の素舌咲き

東京に戻って来ました〜。
山歩きを始めたばかりの頃、毎週のように通ってどこに春蘭があるのかも分からず闇雲に歩いた山々を目前にお預けをくらった犬のように働いていましたよ…!

そんなわけで疲弊しきった私を出迎えてくれたのは…
開花待ちしていたもう一つの祥字の花でした。
先日の花とはまるで雰囲気が違いますが同じ株です。
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白く見えるのは光の加減ではなく本当に白いのですよ。

柔らかな逆光だとさらに白く映えます。
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舌は完全に素舌になりました。
各弁先中央に薄く一筋と蕊柱の腹に点が出ましたが…
ほとんど素心です…!
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※ノーキャップです。

第一花はようやく天弁が上がりました。
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こんな写真載せるなよ〜と言われそうですがブログは自分の成長記録でもあるのでお許しくだされ…!
しかしやはり…
稲木先生の鉢はこんな私でもよく出来ます。

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一鉢で様々な顔を魅せてくれる祥字。

エヴァンゲリオンよりかっこいい…!
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いま私のなかで一番好きな一茎一花です。

自然光で。
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べらいカッコよかっ!!!
(釣りよかでしょう。の観すぎ)

私は今でこそ山歩きばかりしていますが何か不思議な縁か偶然からか、すずき園芸の前を通りかかり、初心者の頃は中国春蘭に囲まれ、春蘭についての多くを一茎一花から勉強しました。
そのため山歩きについて教えてくださるような先輩は周りにいませんでしたが、中国春蘭の謎解きミステリーにどっぷり浸かった突然変異した大人ばかりに囲まれて楽しい初心者時代を過ごしたのでした。
古くは何百年も前から伝えられて来た一茎一花の銘品たち。
自然界の奇跡として選抜されて来たその尊さが山を歩くほど身に染みる今日この頃であります。



ご笑覧ありがとうございます。



2018年2月 7日 (水)

あずさ7号から

大阪でゴリョウさんに分けていただいてから四年ほど。
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やっと咲きました!嬉しいです!

中国春蘭・一茎一花『祥字』
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毎年咲けずに蕾がしけてしまっていたのでまずは咲いてくれただけで嬉しいです。
寒風吹きさらしで蕾が陽に当たり過ぎたのと、用土の有機分が多い関係で紫筋が目立ってしまいました。

もう一つの蕾も動いています。
包衣を解いてあげたので傷んでます。
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本来、こっちのほうが祥字らしい色に近いと思います。
本当はもっと素心のように澄んだ色です。

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かっこいい……!
弁元が収根して大好きな花形なんです。
たまらないです。


おまけ
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使ってる用土は変わりませんが夏の出張中の反省を踏まえて植え込み方を変えました。

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ぐるぐるは…
葉ダニ、小さいカタツムリ、ナメクジ対策です。
虫除けです。



ご笑覧ありがとうございます。
※仕事がハードで氷点下8℃のため今回追記ありません。すみません!

2018年2月 4日 (日)

咲けば華!

なんと諦めかけた祥字が花茎を伸ばし始めました。
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昨年までと違って開かないものの瑞々しさがあると思って、室内に取り込み、張り付き気味の苞衣を解いてあげたのです。

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微かに香りを出しています!
もう一つの潜り気味の蕾もなんと花茎が動き始めました。
がんばれ〜!




2018年1月31日 (水)

雪解けを待つ(皆既月蝕を観ながら)

三脚を立てて空にカメラを向けていらっしゃる方がいたので、声をかけてみると本日、皆既月蝕との事。
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21時40分

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22時23分
スマホの限界になりましたw
こういうことがあると知らない方と話す機会になっていいですね。
私は普段から気になる事があると知らない方でも声をかけて質問したりするので同僚から驚かれます。
「すみませんその犬、秋田犬ですか?」とか「大変失礼ですが、お名前の漢字、何と読まれるのですか?」みたいに。


東京帰って来たら咲いていました。
素晴らしい香りです。
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糸蘭として保存されて来たものですが、ざっくり台湾春蘭ですね。
糸蘭と呼べるような細い葉のものは本当に見られなくなって来ました。
また、雪蘭という呼び名も使われなくなって来ました。いい響きで個人的には好きです。
雪蘭といえば、台湾春蘭なのかと思いきや古いラベルには四川雪蘭と書かれたものも見たことがあります。
日本の春蘭よりも中国奥地の春蘭の朶々香(ダダコウ)に近い個体です。
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私がまだまだ春蘭を始めるよりずっと昔は、白花といえば、こういった台湾春蘭などの素心のことを指したそうです。
もう舌は巻いてますのでいいタイミングで帰って来れたようです。

こちらは中国春蘭・一茎一花。
ゴリョウさんに分けていただいた祥字です。
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元気にしています!

しかし…
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毎年この段階で花が止まってしまうので悩んでいます。
置き場は特等席なのですが少し変えてみようかな。。


※すみません、先日秋田に行くと書いてしまいましたが
延期になり来週は山梨にいる予定です。


2017年7月 7日 (金)

中国春蘭 逸品

極紅と同じ日に逸品の写真も撮っていました。
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いつも安定した花形で咲くのですが、咲き進むと花弁が細長く伸びていって見飽きてしまいます。逸品にも時に万字が本咲きしたときのような凄みを魅せてくれる可能性があるんじゃないかと私は期待して育てています。
6月上旬に見つけた季節外れの桜の花。
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木の幹から狂い咲きしていました。




2017年4月 2日 (日)

中国春蘭・一茎一花 円梅(永豊梅)

(立て続けに更新していますので前回記事もさかのぼってごらんください)
私の中国春蘭・一茎一花の趣味の入り口となった梅弁花・円梅が開花中です。

このブログで過去に何度か円梅のことを書かせていただき、私の当面の目標のひとつに円梅を弁元以外くびれずに咲かせるというものがありまして、今期それが叶ったかなぁと思います。
(撮影3月23日。写真のつぼみは20日開花)
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どういうコトかという、円梅は開花後すぐ、早ければ半日くらいで棒芯以外の各花弁が背中方向にめくれるように括れてしまうクセがあるのです。弁元だけならば収根ということで済むのですが、弁先にかけて暴れてしまう事も。そしてこの際、舌は受けず、垂れる傾向にあるようです。それはそれで愉快であり、個性的ですが、ともすれば、酔っ払ったかのように品がないと見られる事も。ただし、表面からは見えない円梅の棒芯の内側は、弁元付近で蕊柱と癒着している事があり、棒芯は力強く抱えやすいです。すこーしだけ三弁一鼻頭のような。
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(撮影3月23日)
今期は4本花茎が立ち、そのうち最後に笑った花が最も丸くて整形に開き、一週間を過ぎてもほぼよじれず姿勢を保っております。

下2枚は開花から一週間過ぎての姿。
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(撮影3月28日)
縁起を気にして最初に開いた花は摘みました。花の茎だけ残したのは蘭迷さんの一茎九花の花後の考えに共感しての事からです。花茎ごと切らず、花そのものだけを摘み、茎は枯れるまで株の栄養貯蔵庫として立っていてもらうのです。なので茎が枯れて干からびたら切ろうと考えています。これはあくまで私が道理にかなっていると個人的に判断して行っている事ですので、くれぐれも鵜呑みにはしないでください。
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こんな風に兜が雪白に出ることもあるのですね。4本のうち最初に開いた花です。
濃い筋が花弁背面に通るので翡翠色と呼べるような品はありません。少し遮光してあげると花弁が間延びしますが筋の雑味を抑えることが出来ます。もっと見直されても良いと思います。

ご笑覧ありがとうございました。



2017年1月14日 (土)

9年ぶり

宋梅です。
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早い気がしますが咲いてくれました。
毎日仕事から帰って一服する頃、良い香りが部屋を包みます。

9年ぶりの開花です。
といってもあっという間でした。
9年枯らさず育てられるようになりました。

目には見えませんが宋梅のなかには悠久の時が流れています。
十年、二十年、その先も大切にしていきたいと思います。