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2018年4月26日 (木)

三十代最後の春蘭花散策 〜後編〜

※今週末まで日中は電波届かない山奥におりますのでメール、コメントのお返事遅くなります。

前編・中編から長々とお付き合いいただきありがとうございます。
前回、宿に素泊まりした翌朝、目覚めの良さから午前中だけでも歩いてみようと往生際の悪さが再燃します。宿に近い山には前々から地図に印を付けた散策候補地があったため、今度は500mlのペットボトル4本をリュックに詰めて出発です!

…その前に、
私の記事の書き方のせいで誤解させてしまった方がいると思うので改めて説明しますと、中編・後輩と千秋楽が伸びた原因の「あの花」は、前編で紹介した色の滲みがあるようにみえた花の事です。↓
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これは別角度からの写真です。このような写真を見返すたびに、モヤモヤして心が晴れず、勘違いは百も承知で一週間後に同じ地を再訪したのが中編・後輩となっております。この花の株とは無事再会し、納得行くまで作をしてみる事に決めたのでした!



さて、午前中だけでもと向かった先に私を待っていたのは…

まさかの出逢いでした…!
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続きは…↓


「え…素心?! まさかそれはないよな?!」
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最初に目に飛び込んで来た姿がこの絵だったため、
青々と澄んだ花弁に欲目で素心と見紛いました。

しかし…
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それは…

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芸が固定しきっていないものの…

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か、兜花…
春蘭の梅弁花でした…!
開花時に花弁の癒着により付く弁先の傷が天弁、両副弁に共通してあり
苞衣に紺被り(用語忘れました)があるのも兜花ならでは(縞花にも出ますが)のものです。
花弁をもっと食害されたもう一輪にも花弁のシカミや凝りが共通して出ています。

参考までに私が11年前に出逢った兜花を紹介しますね。
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山の姿です。

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一作後の姿です。
山では芸が不完全でしたが、一作して両棒芯に兜がかかり始めました。
兜のかかり方の強弱は一様ではなく、様々な呼び方があります。中国春蘭の銘品を楽しむと自然と覚えますが今回は割愛させていただきます。


三十代最後の花散策で兜花と出逢えたことを素直に喜びました。
やったー!!!
あの花に欲目を出して勘違いしたことも、何かの縁かもしれません。
山の神さま本当にありがとうございました。

他に載せきれなかった写真はまた今度紹介させてくださいね。
ここまで三編に渡りご笑覧いただいた皆さん
本当にありがとうございました!
最後に…
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出演の春蘭たちに、どうか盛大な拍手をm(._.)m

ありがとうございました!




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山の蘭花草姿」カテゴリの記事

コメント

パチパチパチ👏

ユンナンさん お早うございます。
凄い発見ですね。
兜花は3匹目ですか?
とても嬉しい誕生日プレゼントになりますね。
あのお花は弁先の滲みが気になりますね〜

楽しい散策報告有難う御座いました!

なかなか良い色(深い緑)の楽しそうな兜花ですね。趣のある良い個体になりそうで楽しみが増えましたね。

もう一つ追加です、今日出会った花も、ユンナンさんが気にしていた、色のにじんでいる花と同じような状況の個体でした。全体にほんのり色づいてはいたのですが、各弁の中央付近に、朱から赤の色素を持っているように感じました。当然育てるべき個体だと思います。(楽しみですからね)

よっちゃんさん

お返事遅くなってすみません!

ありがとうございます!!
兜花は昨年、アオイカンさんが見つけた現場に居合わせたのを合わせると3種目になります。アオイカンさんが見つけた個体は恐らく芸が固定していて、そちらも面白いと思います!
誕生日は夏なのでまだですww
(早い誕生日プレゼントと思うことにします!)

あの花の弁先の滲みわかってくださって嬉しいですヽ(;▽;)

houbouさん

遅くなってすみません!
見てくださって嬉しいです。
紫筋が少なく、そういう面でも幸運でした。
楽しみな発見になりました!

houbouさん

このあとブログみにいきます!
色の滲みわかってくださる方が他にもいて嬉しいです。
すごくすごく悩んだんです。
再訪して良かったです!

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