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2016年11月

2016年11月30日 (水)

こってり

私が春蘭を散策しているときついしゃがみ込んで見入ってしまったなかで、こってりした草姿をいくつかご紹介します!撮影場所と日時はばらばらです。


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にょきにょきっ!と力強く葉を振るっていました。
大葉性か徒長しすぎか不明ですが葉先は丸く受けています。
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エネルギーを感じます!



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ぷるっとした姿。



何だろうこの感じは。
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シカミが入り肌が荒れている。
手前に倒れている古木はまるで違う葉性に見える。
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面白そうなシルエットだが。。



カリッとしてる姿。
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実生です。



濃い!
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しかし新芽はまるでひょろひょろ。同じ子?と疑ってしまう。
※根がむき出してるのは最初からで食害と思われます。
紺地濃い葉は単純に葉緑素が多いということなのかな。暗い場所では徒長した濃い葉をよく見かけます。足りない照度を補うために葉緑素が活性されて葉の紺地が濃くなるのかもしれません。
そういえば色は様々な色が混ざると濃く、暗くなります。そういう事もあるのかも。
考える楽しさも与えてくれる春蘭に感謝!




2016年11月29日 (火)

ひたすら葉先の勉強

特にこれだという発見はありませんでしたが写真多めです。
読み込み重たいのはご了承ください。

さあ行きましょう。
歩いたことの無い地域です。
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こんな環境です。紹介するのは必ずしも写真の場所ではありません。

笹びっしり。
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ヤブランしか生えない環境が着々と進行中です。
猪とお見合いしました。
彼らは春蘭を掘り起こす名人ですが培養はしないようです。


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それでも今回歩いた地域は笹藪がまだ進行してない所が多く、食害も控えめでした。
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こんな里山がいつまでも残りますように。


ぷにっと出てる実生。柔らかそうで硬め。
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このとき私の脳内では紺縞入っとるんちゃう?とか、いやそんなありえへんわ!とか、透かして見てみたらええわ!とか、それよりハカマが可愛いじゃないかとか、様々な情報が行き交います。
芸人に囲まれて過ごしていた時期の影響で私の頭のなかには関西弁の私がいて、山に行くと独り言が激しくなり、エセ関西弁でブツブツ言っています。東京出て来た頃は福岡出身の方と縁が多く、その影響も合わさり博多弁も出ます。

何でもないような株も観察します。
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特徴のある坪の手がかりが欲しいです。

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じーーーっ。

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…よく分からんばい(笑)たくさん見て経験値を稼ぐしかありません。


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春蘭も紅葉しますか?
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紺地が濃くて立ち止まりました。

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葉先の脈が白より暖かい色に感じました。


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なんちゃっての虎です。
これを見てると先日紹介したものも同じかもしれませんね。


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山桜、コナラ、赤松。
今ある植林が少しでもこんな風に元の姿を取り戻したら……
食害も農家の方の苦労も減るのかなぁ。


実生がたくさん出ていました。
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以下、実生株の様子です。


小さくて可愛いです。
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でもこの株はバルブも根も浮き上がってました。天然締め作りです。
とはいえ抜けて転がって行きそうなので豊洲みたいに盛り土をしておきました。


細くてぴろーんっと伸びてますが
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葉先丸く露受け硬めです。


実生たちは小さくて落ち葉の下にも隠れています。
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手前に中と小2株、奥にぼんやり小さな1株が見えます。


寄ってみました。奥の小さな株です。
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向かって左の葉が落ち葉かぶりのようで一部、障害のボヤです。

それにしても明るい色です。
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パリっとした硬さですが厚みは並みです。

表面です。
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根を見てみましょう。
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跳び蹴り炸裂です。
長いもので15mm程度の根が3本と溶けた生姜根がありました。


山の神社にご挨拶して帰りました。
足がパンパンでした。




2016年11月24日 (木)

あの子のその後

お正月にみつけた縞です。白というよりは黄縞でした。
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前2篠がほとんど青だったので割り、柄がはっきり分かる後木をMさんに預けました。前木からは青しか出ませんでした(笑)
9月頃にMさんと電話で話したとき
「新子は柄出なかったよ〜。やっぱり後冴えみたいだよ」
との事。私の持ってる前木は一向に後冴えで縞が出る様子が無いので後冴えなのか天冴えなのかずっと気になっていました。出張がひと段落ついたので久しぶりにMさんの棚に遊びに行きました。


現在の様子です。
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全く柄出てませんでした(笑)

いやぁ…諦めきれません(T_T)
何度も鉢をぐるぐる回して入念に観察しました…
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で、出てました!
正面からでは見えない新子の裏側です。ハカマの三分の一が縞になっています。まだ天冴えと確定したわけではありません。秋になって冴えて来ただけかもしれません。それでもちょっとホッとしました。。
Mさんから山採り名人Hさんの教えを伝え聞いているユンナンさんは青っ葉のハカマも見逃しません!え、誰でもそうですか。。はい。。


他にも預かっていただいてる株のその後も紹介します。
初めてMさんに預かっていただいた子です。
山の姿はこちら。(写真1、2枚目がそれになります)
昨年から一回り大きくなっていて、
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なんだこりゃと思ってそのシルエットに胸がざわつきました。肉厚で今年の子は葉がべこっとして来ました。これも山採り名人Hさんのお墨付きいただきました。
私は山歩き始めたときからずっとひとりで散策してたので山での春蘭のこと、特に葉の見方など独学というかすずき園芸に置いてある昔の書籍やオークションの説明欄から学んだ程度でf^_^; Mさんとの出逢いは本当にたくさんの知識を私にもたらしてくださりました。


こちらは私には珍しく韓国産です。春に半分にしてMさんと尊敬するもうひとかたにお願いしました。
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紺かぶりは弱いのですが私にとってはずっと見ていて飽きない子です。
Mさん本当に本当にいつもありがとうございます。゚(゚´ω`゚)゚。



こちらはお正月によく新年初散策祭りに呼んでくださる横須賀東洋蘭愛好会のSさんに預かっていただいてる子で、10月にバーベキューに呼んでくださったときに3年ぶりくらいに再会しました。
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山の立ち葉と思いきや鉢植えでもちゃんとツンツンしていました。燕尾や筒葉も出すのですがどうやら花は普通だそうですf^_^;
Sさんも相当な山歩き好きな方で本当はもっともっとご一緒したいくらいです。
お正月が待ち遠しいです(笑)




ご笑覧ありがとうございました。


2016年11月22日 (火)

東京香蘭会の寒蘭展

蘭を預かっていただいたり日頃からお世話になっているMさんが参加する東京香蘭会の展示会にお邪魔して来ました。上野東照宮はシトシトと雨に濡れていました。何気に日本寒蘭の展示会は初めてになります。
私が寒蘭に無知なため名前がわからない写真もあります。
照明の関係でブレが多く一部の作品しかアップ出来ませんでした。
順不同です。ご了承ください。

名前に誤りがありましたらご指摘ください。訂正致します。

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会場の雰囲気です。東京香蘭会ではいつも黒崎先生の絵を飾ります。



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『秋水』



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『肥の輝』



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『萩の雪』
白妙かと思いましたf^_^;



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『瑞祥錦』
紺覆輪、、散り斑縞?といえばよいのでしょうか。葉も綺麗でした。



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『豊雪』
Mさんの出品です。ユンナンさんは豊雪と白妙は知ってます!笑
あと以前、Uさんが直接見せてくださった赤鳳も知ってます!笑



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『古都』
すずき園芸でよくお会いする(転勤されて3〜4年お会いしてませんが)Uさんのお父上様の出品です。



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『風月』
これまたすずき園芸でいつもよくしてくださるSさんの出品でした。
お会い出来なくて残念でした。お身体大丈夫でしょうか。。



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『滝尾産』とのことです。



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『力和』



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『煌』
こちらもまたすずき園芸でいつもお会いするKさん出品。黄葉がそそります。



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『泰白』



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この他にもたくさんの作品が出品されていました。
なるべくブレずに撮影出来たごく一部のご紹介になります。



帰りにMさんのお棚に寄りました。
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私は素心が好きなので白妙が好きです。
いつか広いところへ引っ越したら寒蘭もやってみたいです。




2016年11月21日 (月)

寒蘭の季節

以前ゴリョウさんに分けていただいた日向寒蘭が咲きました。
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お恥ずかしい出来なのですが元気にしております。

このあと東京香蘭会の展示会へお邪魔しました。
私は春蘭バカなので寒蘭はあまりわからないのですが
いくつか写真撮らせていただきましたのでまた更新します。



※ブログ記事のカテゴリーが正しく反映されていなかったため古い記事をカテゴライズし直しました。

2016年11月16日 (水)

春蘭植え戻しの旅〜中国地方編〜

前回の続きです。
宮島に初上陸しました!
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厳島神社の大鳥居です。
え、知ってますか。。


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緑色のものは海藻です。写真のときは潮が引いている状態です。
え、知ってますか。。


何枚撮れば気が済むんだ!
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というくらい私を含め皆さんスマホでカシャカシャしてました。
半分近くが外国からのお客様でした。
え、どこの観光地もそうですか。。



広島は呉でのお仕事も無事終えて
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打ち上げです。
本場のお好み!
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広島のお好み焼き最高でした!焼きそばの麺が細いんですね。
東京で食べる広島「風」の付くものは何だったのか、、というくらい美味しかったです!
余談ですが広島の方に「広島“風”お好み焼き」と言うと怒られると聞いたのですが呉駅のスーパーマーケットのお惣菜コーナーには普通に『広島風』と書いてありました。笑


じつはお忍びで岡山県にも初上陸していましたf^_^;
(お忍びってなんやねん)
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某所。


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某、リンドウ。


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某、山林。


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某、もみじ🍁


結局これです…
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某、食害。

つまり植え戻しに来ただけでした。。笑


岡山いい地形してました(けど、やはり山は暗いです)
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どこもそうですが岡山も猪の害が酷いようですね。
罠にかかって猪が絶命してる場面もあり、ギョッとしました。
自分が罠にかかっては元も子もないので散策は控えめにしました。

ひとつ分かったんです。今更過ぎて笑われると思いますけど。
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何で緩やかな良さそうな斜面に少ないのに、こんな崖っぷちみたいなすぐ抜け落ちそうな場所ばかりに春蘭が残るわけを……。
べつに崖っぷちが好きなわけじゃなくて、崖っぷちに芽生えたために動物の食害から免れていたのですね。食べようにも手を使えない動物には届きませんから。もちろんそんな場所が風通し良くて生育には良いとは思います。しかし緩やかで春蘭にとって住みやすい斜面は動物にとっても食事のしやすい斜面でもあります。環境が良いのに全然生えて無くて、崩れそうな縁ばかりに残るという現象にはそんな要因もあるのでしょうね。

え、知ってますか。。



高い授業料になりました。笑
もちろんお土産はありません(;´д`)




2016年11月13日 (日)

広島に来ています

広島へ出発の日。
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品川駅からの朝焼けです。


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曇りでしたが富士山がよく見えました。


広島某所を散策しました。
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紅葉が見頃です。


広葉樹の山はあっても落葉樹が少なかった印象です。
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春蘭は7〜8株しか見つかりませんでした。


せっかく広島まで来て…
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抜け落ちた春蘭を植え戻すだけでした(笑)

山がハズレました。
斜面が防砂ネットで覆われている場所がほとんどで
春蘭はそういう場所はあまり好みませんね。
仕方ありません。



諦めて残った時間で宮島へ向かいました。


2016年11月 9日 (水)

住めば都されど出たとこ勝負

実りの秋ですね!暦の上ではもう冬ですが!
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まんまるの実が鈴なりでした。柿ってこんな丸いのでしたっけ。。


環境さえよければ縁石の前は……
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下手な山より住みやすいらしい。


電信柱は人気スポットでした。
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風通しも陽当たりも素晴らしい場所です。


とはいえ、いつか台風で流されてしまいそうです。
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出たとこ勝負です。



会社の偉い方からコンデジのお古いただいてしまいました。地方への出張が一緒になった際は時間つくって撮影に行こうとありがたいお言葉をいただきました。
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そんなユンナンさんは広島へ出張です。
少し、自分の時間があります。笑

行ってきます♪



も、もちろん仕事がんばりますよー!



2016年11月 7日 (月)

坪のロマン

ごく普通の実生がぽつぽつと顔を出す実生床のなか、ほんの僅かな面積だけにこの黄葉が出ます。
2月にもここで見つけていましたが、彼らは夏を越せませんでした。
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中間的な変異をみせる実生は無く、普通の坪のなかに別の親を持つ坪があるような感じです。


極端ですよね。少しは葉緑素を残してほしいものです。
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この黄色い幽霊葉を葉緑素(クロロフィル)を欠いたカロテノイドのみが現れた黄化した姿(クロロシス)と考えると、プロトコーム(らんたま)が通常よりも深い場所に形成されたために、そこからライゾーム(地下茎)が伸びる段階で何らかの障害により葉緑素を形成出来なくなったと推測します。


例えばプロトコームが埋まっている深さの土壌が特殊で、ほんの微量あればよいはずの塩素イオンがそれ以下にしか無かったり、マグネシウムや窒素が不足していたため器としての葉の生長だけが進んでしまったのか……
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もしくはプロトコームそのものに突然変異があり、そもそも葉緑素を形成する命令を出せないのかもしれません。


とめどなく思案するも謎は解けませんが謎があるから面白い。
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土壌、プロトコームどちらに起因するものか判りませんが坪という面白さを堪能させてくれる場所でした。


いくら探しても黄色い株はもう無いと分かっていても足は勝手に進んでしまうのです。
坪の周りをウロウロ、ウロウロ。おんなじとこをウロウロ、ウロウロです。
逆光の透過具合で何か違うと思わせる株が。
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こうみえて葉は硬いのです。


眩しくてこんな写真しか撮れませんでした。
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油っぽい艶と葉脈の乱れ。散り斑かも。


もう日が暮れるっていうのに何かに背中を押されるのです。
もっと。まだだ。って。


陽当たりのよい斜面にただの日焼けとは異なる雰囲気が…
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ボヤか。写真がボヤけてますが、ボヤでしょうか。
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三年木です。

更にボヤてますが…
新子は休んでいて二年木だと思います。その外葉の様子です。
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曙だったらいいな……
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赤芽恵蘭の西海錦のような……。
しかしそんな甘くないでしょう。
日焼けの可能性のほうが高いでしょう。


さすがにもう帰ろう。
最早ここまでと思いきや目の先に…
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これもまた山の惑わしの類いか…。
状況としては今年の新木はハカマを残して食べられている。
食べられた新木は一年休んだと思われる三年木から出ている様子。
三年木から新木とは別の方向に出ている二年木にボヤが出ている。
二年木は4枚のうち2枚が食害で4センチほどしか残っていない。
この二年木は昨年の秋芽かもしれない。


今まで見てきた枯れ葉の巻き付きなどでマスキングされた事によるなんちゃって虎とは異なる雰囲気だが、これに関してもそんな甘いものではないはず。
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ただ、ボヤの位置は2枚それぞれバラバラでした。

ボヤの色は明るい山吹色〜黄緑といった具合で葉の裏にも同じように出ています。
※なんちゃって虎でした!笑

もう実生を踏み潰しそうな暗さになったため帰路に着きました。
山を降りたところで出会ったたぬきが私に驚いて走って逃げて行きました。

ご笑覧ありがとうございました!





2016年11月 6日 (日)

翡翠色の癒し

ああ、今日も徒労に終わりそうだ。
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土壌が石灰質混ざったような頁岩だらけ。
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蘭はわずかにあってもみんな崖っぷちの人生を送っていた。
ここだけ広葉樹林なのはそういうわけか(;´д`)

そんなときでした。
木々の間にきらめく水面。
翡翠色の光が目に飛び込んで来たのです。

いつかは行きたい九寨溝
阿寺渓谷
青池
青い池

…ほどではありませんが



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小さな魚がたくさん泳いでいました。
徒労の散策が報われました(;´д`)








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