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2016年3月22日 (火)

豆花までの果てしない距離と心の定義

一週間前からの記録になります。
ご笑覧ください。

だるま葉に近い良い草姿。
Dsc_0543
 
Img_20160319_151612
新子以外は90度寝てしまっている。
兎に踏まれたり、もぐらに押し出されたのだろう。
 
Img_20160319_151801
本来は立ち葉に近い姿と思われます。
手のひらに収まるくらいの矮性でした。
 
 
これも変わってるのですが写真では伝えづらいです。
Img_20160319_152300
 
Img_20160319_152428
葉先が受けになっている固体がある坪です。
 
 
葉先に向けて楕円形を描く葉姿はドキッとします。
Img_20160319_151245
 
こういった変わりをよく出してくれる坪ですが
ここも増え続ける食害のために
花を咲かせるまでの株立ちは少ないです。
花が見れたらそれなりのヒントになるのですけど。
 
葉は普通ですが近くに蕾のある株がありました。
Img_20160322_011507
 
Dsc_0537
丸いのはもうすぐ咲くからだと思いますが
とても小さな蕾です。
すでに喉が透けて見えます。
弁幅は期待できそうにありません。
 
一週間置いて観察に行きました。
というのは後付けでこの日の目的地が
やむを得ない理由で到達不可能だとわかり
この蕾の経過観察に切り替えました。
すっかり暖かくなったので咲いているはずです。
Img_20160321_224617
 
Dsc_0627
 
豆花……と言っては自分に甘いかもしれません。
Dsc_0626
弁幅はなく、小花というべきですね。
 
Dsc_0632
ちょっとさわったら天弁が捧心から浮きました。
さすがに可愛いものです。

リップクリームと並べるとこのくらいです。
Img_20160322_070115_2
山のなかは花粉の量が尋常ではなく、鼻炎薬を飲み、さらにリップクリームを鼻の内側に塗って歩きました(笑)
※効果はあったと思いますが根拠のない予防なので真似しないでください(^^;)
 
一見特徴がない草姿でもこういう花が咲くのは面白いですね。
また来年、同じような花が咲くか観察に来たいと思います。
ここは個人の趣味や置き場の問題になりますがこの子は山に置いて来ました。
 
同じ坪の変わり葉たちにも期待が膨らみます。
 
 
最後に最近の三河の花です。
Img_20160313_033253
残念ながら舌は巻いてくれず
今年はここまでのようです!
1回咲いたくらいじゃ分からない。
自然の力によって産み出された造形美。
だから春蘭は楽しいですね。
 
 
個人の私利私欲のために
銘品の山蒔きや人工受粉などで
坪を破壊する行為はご遠慮願いたいものです。

もう少し東洋蘭に誇りを持ってください。
 
東洋蘭には法的な決まりなど何もありません。
されど人工交配種は東洋蘭にあらず。
それは己の心が決めること。

原種を選別したものを愛でる。
人の手が加わらない自然の神秘だからこそ
園芸品種には無い驚きに満たされる。
その驚きや感動こそ東洋蘭の根底。
趣味を越えた崇高な時間に絶えざる好奇心。

あるのはそういった心の定義。

それだけです。
なんてかっこいい世界なのでしょう。
 
 
 

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