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2015年5月

2015年5月21日 (木)

花焼けに話がそれる記事

前回と同じ日の続きになります。
まだまだ北東北におります。
帰りの電車まで時間があったため線路を挟んだ逆方面を歩いてみました。
やはりどこも鬱蒼とした放置林が多く暗くて鬱になりそうです。
しかし大きな川沿いを下って歩くと落葉樹が川に沿って点々と生えており、明るく下草の少ない林床に辿り着きました。
道から川まで五メートルほどで、縁(へり)は高さ十メートルほどの崖でした。
すぐに実生が見つかったので風通しの良い崖付近を覗き込むと春蘭の花が揺れていました。
安全を確認して撮影しましたが、足腰悪い方や良い子はぜったいに真似しないように!!

陽当たりが良いのでモヤシに焼けも入って黄花や白花のように見えちゃいますね。
1本だけ本当に黄花…だったらいいなぁ〜っていうのが
花焼けに話がそれる記事
ありましたがやっぱり花焼けでしょう。
花焼けと言われても何の事かわからない方もいると思います。
私の勝手な解釈で説明いたしますと陽が強く(長く)当たる場所で咲いた春蘭の花弁は緑の色素が滅することがあります。街頭のポスターが日に当たって色褪せるのと似たような感じですね。花弁の色素が白っぽくなるまで飛んでしまうと、局所的に花弁が茶色く枯れ込み、文字通り花焼けの状態になります。
花焼けに話がそれる記事
春蘭は枯れ葉の体積した林床に根付くことがほとんどですので、バルブ全体が埋もれた状態で自生しています。そのためバルブから出る花芽は春先、地表に伸びあがるまで陽が当たらぬことが多く、葉緑素が乗りきらないぼやけた黄緑色で花弁を展開させます。このいわゆるモヤシ花状態で強い陽に当たってしまうとまだまだ色が乗り切る前に葉緑素が滅されてしまい、白っぽい花焼けの状態になります。落ち葉の体積が少なく蕾にある程度の葉緑素が乗っている場合でも陽が強いと局所的に黄色く飛んで行きます。それがまるで複色花のように見えることがあります。
花焼けに話がそれる記事
花焼けを見分けるときにいちばん分かりやすいのは包衣です。まずモヤシ花状態であがった包衣は真っ白に近い美しい色になります。キャップ遮光したときと同じですね。花焼けするとその真っ白な包衣がヤニで染まったように黄ばんでいます。また、陽に焼かれて瑞々しさが抜け、包衣の端が干からびたように枯れています。

話がそれましたがとても花形の良い坪でした♪
写真ボケてるけど…
Dsc_1438

 
 
Dsc_1428

北東北散策記
くまに気を付けつつまた次回に続きます。

2015年5月16日 (土)

まだ咲いてくれている

先日、不毛地帯から生還しレベルアップした私はついついクセで衛生写真とにらみ合いをし、まるで楽園の如く光輝くポイントを絞りこんだ!!

朝イチの列車に飛び乗った私は一路楽園に向かった!

 
 
 
……んがっ!
 
 
 
 
 
楽園には雑草や笹が生い茂り

延び放題の木々はそそぐ光を遮り
林床を暗く湿らせていた!

楽園は閑古鳥のさえずりが響き渡り

レベルアップした私はすぐさま見切りをつけると衛生写真を破り捨てた!
もう不毛地帯は懲り懲りだと半べそかきながら私は昨年見つけた自生地の朧気な記憶を引き出し、不毛地帯絶対回避を図った!
しかし、ここで私は大きなミスに気付いていなかった!
駅名を間違えて記憶していたのだ!
違う駅で降車してしまったのだ!!
そこは見渡す限りの植林地帯。
ミスにミスを重ねてしまった!
ダブルパンチ(死語)である!
電車は一時間に1本来るか来ないかの場所。
しかし、この一時間を無駄にするわけにもいかない。
私は植林に囲まれ林道を光の射す方へ
ごく単純に歩いた…。。
駅から3分。
第一春蘭様発見!
救われた!
花は枯れていたがこれだけで私は甦った!!
しかしこれ1本きり。
さらに2分ほどで延齢草 (えんれいそう)が自生している斜面が。
Dsc_1388
植林の合間に僅ながら残る広葉樹林を追いかけ私はさらに進んだ。
やがて木々が密生し過ぎず、光の届く斜面に辿り着くと第二、第三と春蘭様が現れ始めた!
しかもまだ花が咲いてくれている!
まだ咲いてくれている

 
 
まだ咲いてくれている

 
 
まだ咲いてくれている

 
 
まだ咲いてくれている
並花でかまわない!
こんな時期に会えるだけで私は幸せだった!
花弁に濁りの少ない澄んだものが多かった。
いつか素心が出るのではないかと
私は都合良く思うことに決めて下山した。

北東北散策記また次回に♪

さりげなく北東北にいることを明かす!笑

2015年5月14日 (木)

続・春蘭不毛地帯

※本記事は冗談通じない方にはお勧めできませんので医師にご相談の上お読みくださいm(__)m

※ほとんど妄想です。鵜呑みにしないでお読みくださいm(__)m

※植林は度外視しております。


さて待ちに待った春蘭不毛地帯の続編です。

希望を胸に新しい坪を見つけに行こうと意気込むものの……

なんでこんなに自然溢れてるのに
全然自生してないんだろう…
春蘭中毒になるとこのような症状が度々見受けられます。
本当にお気の毒としか言いようがありませんが少しでも皆様の症状が緩和されることを願ってここに処方箋を記します。

まず、衛生写真を頼りにポイントを絞ったときに起こる失敗例をあげていきましょう。

行ってみたら…
・●●畑だった
・下草ぼーぼーだった
・城跡だった
など。

これらの症状は衛生写真がほぼ真上から捉えた画になっているために起こりうるのです。
結局行ってみなきゃ山や森の床なんてわからないんで解決しない場合が殆どです。
お気の毒です!

肝心なのは林床なのです。
上から木々の頭を見るだけでは
それを知ることは出来ません。
続・春蘭不毛地帯
 
 
続・春蘭不毛地帯


続・春蘭不毛地帯

 
画像の風景は衛生写真や車窓など、離れたところから観たときに良さそうな環境だと勘違いして近付いた図(笑)

衛生写真を頼るとき…
ストリートビューを駆使することによって若干ですが症状を緩和できるという報告例があります。
しかし自生地があるような里山はそもそもストリートビューが対応してない場合が多く必ず効果が望めるわけではありません。ビュー出来たとしても林床の様子まで識別出来ることは希です。
つまりお気の毒です!


ここで基本に立ち返ってみましょう。

春蘭はどんな場所が好きですか?
明るく風通しの良い山林です。
明るさの理想は午前中に陽が当たるような場所。とにかく暗いよりは明るい場所。明るすぎれば葉が焼けて春蘭は長居は出来ません。

木々が密集し過ぎていると陽が届かないだけでなく、床が延々と乾かず春蘭には好まれません。
山が一見環境の良さそうな外観でも、笹に独占されてしまっているという場合が多々あります。
林床が笹藪で覆われている場合は諦めよくポイントを変更するのもひとつの手です。
もちろん笹藪を越えた辺りに自生地がある可能性は捨てきれません。

シダに独占されているような場所は環境自体が元々じめじめしており自生地に向いていません。

私は思うのですが、木々が密集し過ぎた山はずっと密集していたわけではないのでしょう。
恐らく、昔はたくさんの春蘭が生えていたに違いありません。
以前もお話ししたようにここ30年ほどで人が山から離れ、間伐がされなくなったことが密生を許してしまっているのだと思います。
春蘭は蘭菌だけに頼っているわけではなく里山の人の暮らしに寄り添って自生地を広げて来たとも考えられます。

2015年5月12日 (火)

無いところには無い(笑)

無いところには無い(笑)
つい先日山歩きに行ったのですが
この日はある意味すごく勉強になり、、
レベルアップした気がしました(笑)

事前に衛生写真で地形を確認。
実際に降り立ってみると
山はあれども……

5時間散策してあったのは1本きり。

この時期でも花散策を期待できる地域だっただけに落胆も尋常じゃありません。笑

せめて1本、せめて1本…
ほんとに1本だけでしたが
出会えて救われました。

今回も春蘭の生えない条件について
痛い痛〜い勉強になりました。
この痛い勉強の積み重ねのおかげで
知らない土地でも
自生地へのアプローチが楽になります。

また他の投稿で春蘭不毛地帯について書きまーす。

京都宋梅会の九花展6

蘭の王様がそこにいるような

蘭の王様
 
 
 
神様にお参りしに行ったような
感慨深い思いでした。 
 
 
 
蘭の王様


京都宋梅会の九花展
来年もやるそうです!

あなたの蘭趣味を後悔しないように
是非とも足をお運びください。

蘭迷さんお疲れさまでした!

京都宋梅会の九花展5

程梅!!!
京都宋梅会の九花展5
 
 
程梅

会心の出来ですね。
そこに山が切り取ってあるようなエネルギー。
蘭迷さんの九花愛が溢れてました。

来年こそはゆっくり観賞しに行きたいです!

京都宋梅会の九花展4

慶華梅

慶華梅
慶華梅です。
僕が初めて育てて
初めて枯らした苦い思い出の花。
いちばん好きな九花の銘品。

中国の蘭友JOEさんに写真をみせると
たいへん感動してくれて

「私のところにある慶華梅は何回咲いても潘緑梅だ」

と、嘆いて
同じくこの写真を見た現地の九花ファンに

「慶華梅は戦前に日本に渡り、中国にはほとんど残らず、日本で大切に受け継がれている」
ということを熱く語っていました。

2015年5月11日 (月)

京都宋梅会の九花展3

もう一鉢あった超大株の翠定荷素もど迫力。
京都宋梅会の九花展3
 
 
京都宋梅会の九花展3
 
 
Dsc_1340
 
 
Dsc_1337
 
 
大株、大株、大株…
濃厚な九花がたくさん♪

京都宋梅会の九花展2

京都宋梅会の九花展2
 
 
京都宋梅会の九花展2
お目当ての九花も実物拝見♪
いやーおもしろいです。
元々色うすなので時間が立ってさらに色が抜けてるようにみえました。
思わず名前を付けたくなっちゃう姿ですね。

京都宋梅会の九花展1

GW、蘭迷さんにお会いして来ました〜♪
一時間ちょっとですが、念願叶って
京都の九花展に行くことが出来ました!

蘭迷さん過去最高の出来になったという程梅は最後のほうで紹介します!

 
まず度肝を抜かれたのが翠定荷素。

京都宋梅会の九花展1
 
京都宋梅会の九花展1
 
京都宋梅会の九花展1
 
京都宋梅会の九花展1

実物は今までに何度か観てるのですが
充実しきった株から上がった
ひとつひとつの花のデカイこと!
凄いとしか言えません(笑)

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