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2015年3月22日 (日)

山と人

山と人
一輪だけ残して他の花を切りました。
光琳は花形が良くて見飽きません。
色花を見つけることすら儘ならないのに
光琳を山採りするような
すごい時代があったのですね。
もちろん簡単なことだとは思ってはいません。

先輩方からよく耳にするのは
「20〜30年前は覆輪とか縞、
朱金が良く採れたんだけどね」
というお話。

この20〜30年の間に人口が増え山はゴルフ場やニュータウンへと変わり、畑が減り、暖房器具はより便利になり、落ち葉や薪を採りに行く人はいなくなり…
急激に山と人との繋がりが希薄になっていったのでしょうね。

僕は30年前の山を知らない世代です。
蘭界があるとするなら僕はまだ子供ですね。
春蘭を好きになったばかりの頃は
荒れ果てている山が
当たり前だと思っていました。

山へ入る人は減っても
人の貪欲さは増すばかり
色花や羅紗の坪が見つかれば
坪のライゾーム(生姜根)を
根こそぎ掘り起こす人たち。
次世代への希望を奪う人たちを
僕は同じ山歩きを愛する人とは思えない。

節度を知りなさいよ。

それでも僕は見つけますから
山の赤花。

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