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2014年1月26日 (日)

バイオハザード

東洋蘭の趣味家は高齢化が進み引退したり、若手が一向に増えず減少の一途を辿るばかり。
そのなかで人工交配種も加わって物が溢れる一方ですね。奥地の蘭などはもうわけがわかりません。綺麗ですけどね。
ただ、きっとさばききれません(笑)

※1/29追記 それでも豆弁や朶々香が好きな気持ちは変わりませんし、雲南、四川の山には行ってみたいです。

バイオが増えれば増えるほど業者さん離れする趣味家も増えるでしょう。
だったら山で探すほうが楽しいですから。

もちろん科技草にも良いものがあります。
だって銘品を掛け合わせてますからね(笑)
個人的には交配種全般嫌なんですけど
特に大富貴を混ぜて度を越した変異を現したものには奇花とは違った異様さがあってグロテスクに感じます。
このグロテスクさを「どうだすごい花だろ!」と楽しめる方もいるのでしょう。ははは。。。
笑止。
昨年日本のオークションでも見かけましたが宋梅と大富貴を掛け合わせた花には醜さを感じ、人の欲を具現化したようにさえ思えました。ちなみに最初は交配種だと知らずに写真を見ましたが初見でそう感じました。

とにもかくにも親に似た紛らわしい花を作り続けても東洋蘭の世界は変わらないと思います。
むしろこんな賛否両論してる間に刻々と衰退しているのでしょう。
きっと僕の棚にも交配種は紛れ込んでいます。あるものは大切に育てればいいと思います。
蘭に罪はありません。

強いて言えば紛らわしいものより夏に咲く品種とか、やるなら面白いことやってほしいものです。まだ和蘭とかのほうがジャンルを割り切って見れます(笑)
いい加減、大富貴は大富貴だけでいいです(ため息)

こんな蘭界のなかで
蘭花村のそんちょが試みている蘭展には希望が詰まっています。

抗州寒蘭に関しては銘品と並品の差がわからないと揶揄する方や、単純に繊細さの美が理解できない方もいるかと思います。
ただ、蘭花村の展示会ではそこは問題じゃなくて蘭をいかに楽しむかのほうが重要になっています。もちろん素敵な花もたくさん見れます(今年は行ってないけど(笑))

閉塞的な東洋蘭の世界。
しかし、見せ方で魅せれば蘭は無限に楽しめはしませんか?
そこには今まで東洋蘭の“業界”が追ってきた大銘品の存在は必須ではなくなります。
あらゆる銘品が出尽くしたら、閉塞感を人工交配種で補うという考えは東洋蘭を馬鹿にしてるようなもんですと個人的には思います(笑)はははスミマセン。

出尽くしたら
いよいよ蘭をまるごと楽しむときではありませんか?
世間に楽しさを広めるときではありませんか?
蘭を楽しむという原点に、銘品も並品も関係ないのです。
従来の競い合いの展示会だけでは閉塞感を拭えません。
そのうちお金持ちが人工交配種を持ち寄って見栄の張り合いするだけの場になってしまいますよ。。
こんな小春日和にこんな想像するのは悲しいわぁ。。

優劣を競うばかりの展示会でもいいけど

蘭は楽しそうでしょ?
って伝える気持ちを忘れてませんか。

と、業者さんや蘭界に対して思います。
蘭花村を一度見学してみてください。
バイオハザード
なぁに必死になってんの。
交配種にしろ何にしろ
遊び心忘れんなよ。

僕はそう思います。

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コメント

初めまして。

何気なくサーフィンしていたらこの記事が目に留まりました。お話楽しくて思わず笑ってしまいました。

楽しくなければ蘭ではない、面白くなければ趣味ではない ですね。

nooyangさん
こちらではじめまして!
何度かそちらのブログにお邪魔させて頂いております。
お越しくださってありがとうございます。
乱筆乱文ですみませんf(^^;
小春…日和がポイントです(笑)

はじめまして。
時折、拝見致しております。
近所(恐らくですが、山の花型葉姿が、僕の良く歩く地域のモノだったので)の山の春蘭ブログ記述を探していて辿り着きました。
栽培6年の初心者です。
オクから始めたのですが、蘭界のありきたりな換金価値に惹かれて増やしてしまったものの、花~柄や葉姿~山と巡り、やはり銘品の花!と意気込んだ年に雪害と初めてのズボ抜けで半壊。
その後、手仕舞にしてしまいたいくらいに面倒なのですが、なかなか手離せません。
偶々、数千円で購入した始皇帝や踊り娘の卒倒するような価格を観て、凍結しボロボロの始皇帝をスケベ心で立て直したりしてます。
たまたま、始めた頃が底値だったようで、一通りは手を出せてラッキーでしたが。

やはり皆さん、しきりに蘭界の行方を憂いていますね。

オクで始めた僕には良く解らない感情でもあります。
換金しないとやっていけない趣味かとも思いますから、山採り品の価値観継続は必要なのかもしれませんが。
僕も山へ行きますが、やはり気が引ける事と、手持ち普及品を満作にする方もやりたいのでフワフワしています。
無菌培養ブログを観たり、花卉市場でヤフオクより安く出回る銘品(数種類ですが)の用土を調べて試してみた結果「なるほど、こんな栽培ができるのか!」と発見したりで、今年も半端なままです。

個人的には、春蘭探しで山で怒られるのは嫌なので、今くらいの風潮が好ましいです(苦笑)

かえるさん
お返事遅くなりスミマセン。

まず、かえるさんがどのような蘭
蘭のどのようなところがお好きなのか
言葉を読ませていただいてもわかりませんでした(^_^;)
山で怒られそうになるほど、引っこ抜くんですか?
心配でしたら一言声をかけて入ればよろしいかと。
中途半端なお気持ちで山へ入ると熊が出ますのでお気をつけくださいね。

換金価値に惹かれる
という価値観が僕にはわからないですね~~。
僕は過去にやりきれない理由で引っ越さなければならず、友人宅に居候(実質ホームレス3ヶ月)のとき引っ越し資金のために手離した時期はあります。
自分にとっては換金できたと思えるほどの金額にはならず、苦汁を舐める思いでした。それでも自分が持っていては蘭を枯らしてしまうので手離しました。
親身になってわざわざ買い取ってくださった方には感謝のしようもありません。
ですが、「換金しないとやっていけない趣味」であるなら、僕とかえるさんの趣味は違うものなのかなぁと思います。
山に入る目的も。。
同じ蘭がそこにあるというだけで(^_^;)

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